雑談ブログ

学芸大青春バカ売れして

折り返し!舞台「アルカナシャドウ」の感想

 

※7/6追記

7/6 13時公演の中止が発表されました。松島さんお大事に……。

今後の公演情報については公式ホームページ、公式Twitterの確認をお願い致します。

 

 

 

こんにちはこんばんは!

 

舞台「Arcana Shadow(アルカナシャドウ)」観劇して参りました……!

 

arcana-stage.com

 

複数回観させていただいたのですが、折り返し地点に突入したというところで

これまでの感想というか、いつものポエムというか・・・

この作品を沢山の人に観て、感じてほしいなという思いをネタバレしない程度にサササッと綴ろうかと思います……!

公式サイトや公式ツイッターに掲載されている情報内のことしか書かないつもりではありますが、なにかしら透けてしまう可能性も無きにしも非ずですので、絶対にネタバレ踏みたくない方はご注意ください!

 

源頼信役 内田将綺さん推しのヲタクが書いております!語彙なしです!

 

 

 

 

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まず、内田さんの出演がなければこの物語に出会うことができなかったと思うのでそこを感謝したいです。ありがとうございます・・・

 

 

 

 

お話の本筋としてはあらすじ読んでもらえたらなんですけど・・・

 

――この国には、空白の354年間が存在している。
卑弥呼という名が、魏によって記された239年から、
聖徳太子が摂政になり、治世を行い始めた593年までの期間、
史書には文献も資料もただ一つも残されていない。

「その時間を、たった一人知る男がいる。陰陽師蘆屋道満である」

―――平安末期。二人の陰陽師がいる。
不世出の天才と呼ばれ、平安藤原氏全盛期の頂点である藤原道長に仕えた、陰陽師安倍晴明
そしてもう一人。
貴族ではなく「民間」の出自で、安倍晴明によって、常に「悪の道満」と人々に揶揄されてきた、
権力や治世に興味のない男、蘆屋道満

この物語は、現代と全く違う視点から描かれた陰陽師蘆屋道満」が手にしていた九つの秘密、
そして晴明との戦いを通じて、平安末期にはびこる京の闇を駆け抜ける、
新たな絵巻物である。

(公式HPより引用)

 

平安末期というめまぐるしく変化している時代を生きた2人の陰陽師のお話なのですが、もちろんそれだけじゃない。

 

 

わたしも正直1回目観た時は「?」ってなることも多かったです・・・笑

 

3時間超えという一見長尺のお芝居ではあるのですが、登場人物の1人1人がそれぞれの信念や思想、大義を持っていて、しかもそれがあちらこちらに散りばめられているからその全てを感じとるための時間としては短い公演時間であると感じました。

 

この物語の本筋としての主人公は蘆屋道満ですが、安倍晴明」をはじめ出てくるキャラクター全てが主人公でもおかしくないほどにかっこよく輝いているし

なんというか、観終わって自分の中で物語をじっくり咀嚼して考察する、そしてそれを確認するためにまた劇場に足を運ぶまでがこの舞台はセットなのではとまで思いました。

当たり前っちゃ当たり前だけど、2回目、3回目の観劇では理解が深まり所々に散りばめられてた伏線や、1回じゃ感じ取ることができなかった考えや想いに気がついたりして回を増すごとに楽しさが倍増したので、複数回観ることを強くお勧めしたいです。

正面から観るのか上手から観るのか、はたまた下手から観るのかだけでも見えてくるものは違ってきます。

この記事を書いている時点でなんとあと6公演も残っています・・・!!!!まだこの物語を旅するチャンスは6回も残っているのです。

 

もちろん2回以上観ることが正と言いたいわけではなく・・・う〜〜ん言葉にするのはむずかしい・・・

 

 

この舞台はすでに"円盤化しない"こと"配信はない"ことが公表されています。

平安という動乱の中でも儚く美しい時代の物語を強く生きる登場人物達、それを引き立てる衣装や舞台装置。さらには音響から照明まで五感に飛び込んでくる全てがこの美しい世界を表現するために生き生きといきていて。舞い落ちる花びらの一つ一つさえも作品の1部として生きている。花びらとして散った後さえも物語に花を添えているのです。

 

あとは静と動の対比が素晴らしく、迫力満点の殺陣からはステージを通して客席まで振動が伝わってきて呼吸するのをわすれて見入ってしまうほどに圧倒されます。

これは劇場まで足を運ばないと体感できないですし、同じ場にいないと感じることができない空気感、熱量があります。形として残らないからこそこの機会を逃すともうこのキャラクターたちには会えないかもしれない・・・そんな儚さもこの作品の魅力に繋がっているのかもしれません。(とはいえ再演の可能性はありますよね・・・!?すでに再演希望!)

なのでちょっとでもこの機会を逃す人が少なくなることを願うばかりです。

 

まぁ内田将綺さんのファンとしては内田さんが初の舞台出演にも関わらず、あのキャスト陣の中で引けを取らず堂々とステージ上で生きている姿をみることができただけで行く価値はあるわけですが、それを抜きにしてもこの作品に出会うことができてよかったなと感じたので、じゅねフレ*1に留まらず観に行くか迷っているんだよな〜という方はちょっと無理をしてでもぜひ劇場に足を運んでこの美しくも強く儚い旅を見守って直接肌で感じてほしいと思います。

 

 

そして、この舞台を通して内田将綺さんを知って下さった皆様には、"源頼信"だけじゃなく"学芸大青春の内田将綺さん"もみていただけたらさらに嬉しいです!ちゃっかり宣伝!

学芸大青春 | ガクゲイダイジュネス | オフィシャルサイト

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www.youtube.com

彼、めっちゃ歌って踊れます!!!!!!!!

 

 

 

最後に改めて内田さんの感想を述べると

まじで内容も語彙もなくて申し訳ないんだけど"俳優 内田将綺"めっっっっっっっちゃ良かった!!!!!!!!!!!!!!

見た目は知っている人なんだけど知らない人でそこにいたのは完全に内田将綺さんではなく源頼信でした。

 

いままで"学芸大青春の内田将綺"しか見てこなかったので"俳優 内田将綺"がどうこの作品で生きるのか、初回観るまでは眠れないくらいめっちゃドキドキしてたんですけど、いらん心配だったなぁ〜と源頼信が登場した瞬間に感じました。

う〜ん心配というのはちょっと違う気もするな・・・

わたしは内田さんに対して圧倒的な信頼を信用と自信を持って推しているので、どこにどう出しても恥ずかしいことなんて一切ないんです。けどこう・・・いままで積み上げてきた"学芸大青春"という枠からたったひとりで飛び出して挑戦する推しを観ることが単純に楽しみでありながら、自分の知らない新しい姿を観ることに対して緊張していたんだと思うきっと・・・緊張する必要なんてなかったなっていまでは思いますが!

 

そしてそんな内田さんの初舞台がこのアルカナシャドウで良かったと心から思います。

西田さんを筆頭に素敵なカンパニーの方々に囲まれて切磋琢磨して有意義な時間を過ごしながら日々成長している内田さんが本当に眩しく誇らしいです。

いままで推してきてよかったという気持ちに定期的にさせてくれる推しがいてわたしは贅沢ものです。

残りの公演が悔いのないものになるように祈っております!

 

 

さて、今回はこれくらいにしようかな。

まとまりのない文章になってしまいましたがここまでおつきあいありがとうございました!

 

今回アルカナシャドウを観させていただいて、あそこがよかったとかあのシーンがどう、あのキャラがあ〜でこ〜でなどは語り始めたらキリがなく完全なるネタバレになりかねないので千秋楽を終えたらなにかしらで書き連ねようかなとは考えています!

 

 

ではまた!

終わり!

*1:学芸大青春のファンの名称